神奈川県 パーソナルトレーナー養成スクール

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柔らかい身体が理想的か

 

では、痛みが生じにくい身体とは?真っ先に思い浮かぶのが柔軟な身体かもしれません。

 

180度開脚して、上半身をぴったりと床に着けられる人を見てあんなふうに柔らかくなりたいとため息をつかれたことはありませんか?

 

確かに柔らかい身体は衝撃を吸収しやすく痛みから守ってくれるように思えます。

 

問題はその柔らかさの質だと言われています。

 

たとえば、ケガの後遺症などによって靭帯や腱の組織がグラグラになっていて、その結果身体が柔らかいというケースも見られます。

 

これは機械でいうとしっかりネジ止めされているべき箇所がガタガタな状態だと言われています。

 

こうした身体は柔らかいとはいえケガを生じやすいものです。飛び降りたときには足をしっかりと地面にせっちさせることができず捻挫の危険性が高まります。

 

一流のアスリートを観察してみると、決して全員が柔らかいわけではないことに気づきます

 

メジャーリーグサッカーのトップクラスの選手にもどちらかというと身体が硬い選手が少なくありません。

 

それでも彼らが高いパフォーマンスを発揮できる秘密は、身体が硬くても支持性が高いからといわれています。

 

支持性というのは、重力に逆らって身体を支える力のことと言われています。

 

先ほどの機械にたとえれば、各部分がしっかりとネジ止めされている状態だと言われています。

 

支える力があれば、身体にバネが生まれます。バネがあれば素早く動いたり踏ん張ったりと、さまざまな動作をスムーズにこなせると言われています。

 

理想的なのは、筋、骨格ががっちりしていて、それでいてバランスのとれた柔軟性がある身体だといれています。

 

なぜか柔軟性ばかりが注目されがちですが、支持性の重要性を忘れてはいけません。

 

下敷きを丸めて手を放すともとに戻るように、がっちりしている身体には復元力があり、それがしなやかな動きを生み出すと言われています。

 

さらに加えれば、筋腱や関節周辺にはある程度の柔軟性不可欠です。

 

柔軟性がなければ、さまざま衝撃によって微小な損傷が引き起こされ、気が付いた時には回復不能な状態になっていると言われています。

 

スポーツ選手の中には、もともと支持性はあるものの硬かった身体に努力によって柔軟性をプラスした人がたくさんいると言われています。

 

もともと柔軟な身体に、支持性を持たせた例もまた多く見られます。

 

一般的には、柔軟性が十分なタイプでは支持性がが不十分という方がほとんどです。

 

しかし開脚を軽々とこなせる新体操やフィギュアスケートの選手はただ柔らかいだけでなく厳しいトレーニングによって得た支持性も併せ持っていると言われています。